ふくしまファンタジーのスタンプラリーは過酷
2026年4月、福島県内全域の観光地10か所を巡るスタンプラリーがはじまる。
期間は2026年6月まで。
正式名称は「FUKUSHIMA FANTASY × JR東日本 スタンプラリー 幻のチョコボを追え!」
福島県内で展開される大型観光企画「ふくしまデスティネーションキャンペーン」の一環のようだ。
① 喜多方駅
② 福島駅
③ 高湯温泉観光協会(あったか湯)
④ あぶくま洞
⑤ 道の駅 尾瀬街道みしま宿
⑥ ジュピアランドひらた
⑦ アクアマリンふくしま
⑧ 原ノ町駅
⑨ 只見駅
⑩ 塩屋埼灯台
対象箇所はこの10か所。
がしかし、福島は広いねん。
都道府県の面積ランキングで福島は第3位。
北海道
(83,424km²)
岩手県
(15,275km²)
福島県
(13,784km²)
45.東京都 (2,194km²)
46.大阪府
(1,905km²)
山手線は、全長約34.5km、内側面積は約63km²
東京23区の面積は627.51 km²
福島は東京の約7倍の広さ。東京23区の約20倍。山手線面積の約230倍。
福島県内の全10か所を効率的に回っても600kmの移動が必要。
山手線スタンプラリーとはわけが違う。
北海道の広さを知らない人が無茶な旅程を組むあるあるネタがあるが、福島も都会と比べるとまあまあ広い。
JR東日本とのコラボだが、そこまで鉄道移動が楽なわけでもない。むしろキツイと思う。
横移動の感覚としては、「東京・神奈川・埼玉・千葉」や「京都・大阪・奈良・滋賀」を巡る旅になろうか。
そもそも福島県は3つの地域に分断されている。
福島右側、太平洋側の「浜通り」地方。
福島中央の「中通り」地方。
福島の左側、山岳部の「会津」地方。
「通り」となっているが道路の名前ではない。
それぞれが南北を連なる山脈によって遮られている。
3地方はそれぞれ別の県にしてもいいくらい、気候風土歴史も異なる。
東日本大震災で甚大な津波の被害を受けたのは「浜通り」だ。
しかし、大きな慰霊祭は「中通り」で行われる。
国政選挙の際も福島重視をアピールして、選挙初日に福島で各党党首による街頭演説が行われるがそれも「中通り」である。
県外の人には「福島」で行われたと好印象をもたれるかもしれないが、実際はやってる感を出している側面が強い。
これらの事実を福島県外の人は理解していないし、福島県民もそれらが県外の人々に理解されていないことに気づいていない。
今回のスタンプラリーは、コンプリートを目指すとなるとなかなか過酷な「旅」となる。
「広さ」に加え「山越え」もあり、横にも縦にも大きく移動することとなる。
「重い覚悟」と「入念な計画と準備」が必要だ。
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